『本日の水木サン―思わず心がゆるむ名言366日』

水木しげる著;大泉実成編 草思社 2005.12.6
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794214634/zabon-22/
妖怪研究の大家である水木しげるさんは、じつは癒しの達人でもあります。その自然体から醸し出される不思議な言葉の世界が、まわりの人たちの心のコリを解きほぐしてくれるのです。そんな名言に毎日触れることができればこりゃ便利、ということで思わず心がゆるむ名言を集めました。
水木しげる:1922 年(大正11年)生まれ。鳥取県境港に育つ。本名は武良茂。戦争中、激戦地ラバウルで左腕を失う。武蔵野美術学校、紙芝居画家、貸本漫画家を経て漫画家に。長井勝一氏の「ガロ」の中心作家でもあった。67年から「少年マガジン」で『ゲゲゲの鬼太郎』の連載を開始。以後『悪魔くん』『河童の三平』などの人気作品を発表して妖怪漫画の第一人者となる。講談社児童漫画賞、日本漫画協会文部大臣賞、手塚治虫文化賞などを受賞。91年に紫綬褒章、03年に旭日小綬章を受章している
大泉実成:1961年、東京生まれ。ノンフィクション作家。中央大学大学院文学研究科修了。エホバの証人信者の輸血拒否事件を追った『説得』(現代書館/講談社文庫)で89年に講談社ノンフィクション賞を受賞