『巨大バッタの奇蹟』

室井尚【著】アートン
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巨大バッタ横浜に現る!!膨大な予算、度重なる事故、数々の困難を飛びこえ飛びこえ、バッタはホテルにくっついた。
停滞期―二〇〇〇年十月‐十二月;助走期―二〇〇一年一月‐三月;交渉開始―二〇〇一年四月‐五月;強力な味方の出現―二〇〇一年五月二九日;最大の危機―二〇〇一年六月二六日;奇蹟の大逆転―二〇〇一年七月五日;祭りの準備―二〇〇一年八月;バッタがやってきた―二〇〇一年八月二八日;屋上での戦い―二〇〇一年九月二日;「俺たちが上げます」―二〇〇一年九月八日;再浮上まで―二〇〇一年九月二三日;交通事故と墜落―二〇〇一年九月二八日;大手術―二〇〇一年十月;バッタ大怪我、そして大団円―二〇〇一年十一月;後日談―二〇〇一年‐二〇〇三年
室井尚:1955年、山形市生まれ。茨城県立水戸第一高等学校京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。帝塚山学院大学講師を経て、1992年横浜国立大学教育学部助教授に転任。現在同大学教育人間科学部教授。日本記号学会会長、美学会委員、国際記号学会理事。元々の専門は美学、文学理論、現代文化論だったが、パソコン通信の立ち上げなどネットワーク・メディアに関わる中でメディア論、文化記号論、情報文化論と収拾がつかなくなるまでに領域を広げ、「バッタ」でついにアーティスト・デビュー