『阪神・淡路大震災と新潟県中越大震災の教訓 トイレが大変!―災害時にトイレ権をどう保障するか』

近代消防社 山下亨【編著】
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本書は、災害時に避難所などでのトイレ混乱という点にのみ焦点を当て、災害時のトイレ権をどのようにして保障したらいいかについてとりまとめたものである。
第1章 阪神・淡路大震災でのトイレ大混乱;第2章 オストメイトたちの阪神・淡路大震災―災害時のトイレ困窮とその対応策の提言;第3章 新潟県中越大震災と避難所のトイレ事情―阪神・淡路大震災の教訓は生きたか;第4章 災害用トイレは進化したか―震災一〇年と災害時のトイレ対策;第5章 トイレ生活危機管理のポイント―そのときのトイレ権をどのようにして保障するか;第6章 保育園トイレ・シュミレーション―乳幼児たちのそのとき;第7章 災害トイレ元年のマンホールトイレ―マンホールトイレの効用と課題;第8章 阪神・淡路大震災以前の災害トイレ事情
山下亨:昭和24年2月4日生まれ。昭和49年3月神戸大学法学部卒業。兵庫県庁、自治省経済企画庁、小笠原総合事務所、地方公務員災害補償基金消防庁日本鉄道建設公団国鉄清算事業本部、消防団基金消防大学校等を経て、現在、(財)救急振興財団。日本災害情報学会会員、日本トルコ協会会員、日本トイレ協会会員、災害トイレ学研究会世話人、災害文化研究会世話人、千葉県オストミー協会準会員