『缶詰マニアックス』

タカイチカ;缶詰研究会【著】ロコモーションパブリッシング
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見えない中身への期待と不安と好奇心。開けるという行為のイベント感。中身を目にしての驚愕やなっとく。そして味わった後の達成感。単に“缶詰を食べる”という行為の中に、これだけの情動が存在している。ただイメージに便乗してモノを語るのではなく、今この時の自分のことばをリアルに伝えていくために。92個の缶詰との対峙は、感性と情動に立脚したイマジネーションに遊ぶ冒険を教えてくれた。
料理缶詰―美食をあがなうクオリティー;定番缶詰―呼び起こされるノスタルジー;素材缶詰―華美を廃したナチュラティー;オイル漬缶詰―味覚と美学のバラエティー;缶詰総合情報大学―より深く缶詰を偏愛するために