『萌え萌えジャパン―二兆円市場の萌える構造』

堀田純司【著】講談社
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日本人は「萌え」を発見した。「萌え」とは、キャラクターの不在を脳内で補完する行為。日本のコンテンツ産業の総売上額は12兆円を上回り、これはなんと第1次産業、農林水産品の総生産額を凌駕する数字である。その中でもキャラクターライセンス商品の市場は、約二兆円と試算される。文化、産業の両分野で巨大な存在感を示すようになったキャラクター表現。本書は、そうしたキャラクター表現の魅力を、「ファンと作品の関係」を焦点にしてお伝えする。
第1章 メイドカフェ;第2章 抱き枕;第3章 等身大フィギュア;第4章 アイドル;第5章 美少女ゲーム;第6章 声優