『変身の神話』

ブリュネル,ピエール【著】;門田真知子【訳】(京都)人文書院
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ギリシアローマ神話や聖書から、ノーベル賞作家アストゥリアスの『トウモロコシの人たち』まで、アプレイウス『黄金のロバ』、オウィディウス『変身物語』、ダンテ、シェイクスピアロートレアモンカフカ『変身』、キャロル『不思議の国のアリス』、イヨネスコ『犀』、果てはマヤ‐キチェ・インディアンの聖典『ポポル・ヴフ』等々、起源神話、成長の神話、退行の神話、再生の神話などを軸に、「神話の普遍性」がいかに文学を豊かにするものであるか、文学における創造と想像の秘密を説き明かした比較文学研究の注目の成果。
第1章 メタフォール(隠喩)とメタモルフォーズ(変身);第2章 起源神話;第3章 人間の起源神話;第4章 成長の神話;第5章 退行の神話;第6章 再生の神話