『奇術師』

ハヤカワ文庫FT プリースト,クリストファー【著】古沢嘉通【訳】早川書房
bk1/amazon.co.jp
イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの祖先は、それぞれに“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の天才奇術師。そして、生涯ライバル関係にあった二人の確執は子孫のアンドルーにまで影響を与えているというのだが…!?二人の奇術師がのこした手記によって、衝撃の事実が明らかとなる!世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇。
 『火星夜想曲』は、ものすごく面白くて好きなのだが、いつまでも最後まで読む気にならない小説であった(現在も継続して読み中)。確かに『百年の孤独』に似ていて、良い。