『駈け出しネット古書店日記』

野崎正幸【著】晶文社
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フリーライターの生活も20年を越えたが、雑誌・書籍の売り上げ低迷に伴い、ライターの仕事も減ってきた。なんとも先行き不安である。そこで、長年、親しんできた読書と本とのつきあいを生かして、インターネットによる古本屋を開業することにした。会社設立、古物商許可証の取得、ウエッブサイトの立ち上げ、つまりネット古書店開店のノウハウとさまざまなトラブル、ようやくお客がつきはじめ、軌道に乗りつつある最近の日々を日記形式で描いた書き下ろしノンフィクション。
1 手探りの立ち上げ(二〇〇一年は成功祈願から;サイトの立ち上げと古物商の認可申請合資会社の設立 ほか);2 “らしく”なった店構え(二〇〇二年は商売繁盛を祈願;知ったかぶりは怪我の元;電話注文おことわり ほか);3 何ごとも修業(二〇〇三年は初市で始まった;役立たずのパソコン修理屋;古書会館での即売会 ほか)