『こんな夜更けにバナナかよ―筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』

渡辺一史著 札幌 北海道新聞社 2003.3.31
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人工呼吸器を着けながらも自由を貫いた重度身体障害者と、生きごたえを求めて介助に通う主婦や学生ボランティア。ともに支え合い、エゴをぶつけ合う、そこは確かに「戦場」だった―。札幌在住の大型新人が放つ渾身の長編ノンフィクション。
プロローグ 今夜もシカノは眠れない;第1章 ワガママなのも私の生き方―この家は、確かに「戦場」だった;第2章 介助する学生たち―ボランティアには何があるのか(1);第3章 私の障害、私の利害―「自立生活」と「障害者運動」;第4章 鎖につながれた犬じゃない―呼吸器をつけた自立生活への挑戦;第5章 人工呼吸器はわれなり―筋ジス医療と人工呼吸療法の最前線;第6章 介助する女性たち―ボランティアには何があるのか(2);第7章 夜明け前の介助―人が人と生きることの喜びと悲しみ;エピローグ 燃え尽きたあとに残るもの
 賞獲ったらしい。