『カトウくんのおまけ―玩具デザイナー加藤裕三の世界』

吉田光夫【著】ダンク;星雲社〔発売〕
bk1/amazon.co.jp】1,900
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おもちゃをつくるだけでなく、加藤裕三の50年の人生にはグリコの「おまけ」の箱をあけるときのワクワク・ドキドキが、いっぱいいっぱい詰まっていた。加藤の友人でもあった詩人・吉田光夫が彼の作品を紹介するとともに「人間・加藤」の魅力を探る。
作品たち 「ムフフフ…」―かとうゆうぞうのおもちゃな世界;第1章 「小さな」「動く」「もの」 「ほら、みてごらん」―「おまけ」へのユーワク;第2章 カトウくんと遊ぼう! 「ひとりでいてもいいんだ」―子どもに密着できる目;第3章 アフリカ・アフリカ 「そこにおもちゃがあった」―西アフリカ・ドゴンの村で脳天ショック;第4章 かとうゆうぞう的半世紀 「中途判端だけが美しい」―昭和〜平成の時代を生きて;第5章 十一人が語る加藤裕三 「きのう会ったばかりで」―今日は信じあえるエクスタシー;第6章 着地点が出発点 「もっと遠くまで行くんだ」―有馬でやろうとしたこと;第7章 加藤裕三の遺した遊び 「時間があったら見て」―展覧会から始まる未来