『電話にでたらこぅなった!』

多田文明【著】ミリオン出版大洋図書〔発売〕
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街で声を掛けてくる怪しいキャッチセールスの全てを暴いた前著「ついていったらこうなった」から2年。あの男が再び立ち上がった!前作出版で起こったドタバタをえがいた書きおろし「本を出したらこうなった」も収録。
その下心、狙われています!;そりゃ誰だってお金は欲しい;他人の不幸は蜜の味?;笑ってるうちに騙される;特別講座;番外編 本を出したらこうなった ええっ?俺が被害者?
多田文明:1965年3月北海道旭川生まれ。宮城県立仙台第三高等学校を卒業し、上京。日本大学法学部卒業後、コンピューター営業、葬儀司会業、某団体への奉仕活動、塾講師、行政書士補助、広告代理店営業など様々な仕事を行なう。現在、ジャーナリストとして、テレビ、ラジオで活躍している。平成13年〜14年夏まで、雑誌「ダカーポ」(マガジンハウス社)にて、「誘われてフラフラ」の連載を担当し、二週間にいちどは騙されるという経験を生かしキャッチセールス評論家になる。これまでにキャッチセールス、アポイントセールスメントなどの勧誘先へ潜入した数は六十ヶ所以上

『現代SF1500冊 回天編 1996‐2005』

大森望【著】太田出版
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「冬の時代」の長いトンネルを抜けるとそこはSFの夏だった!!「この10年のSF」1000冊を1冊残らずぜんぶ採点する、21世紀版・新刊SF時評大全。
第1部 ムヅかしい本を読むとねムくなる1996〜1997(初のインターネット宇宙SF『遠き神々の炎』に爆笑;京極夏彦版『薔薇の名前』?『鉄鼠の檻』千七百枚一気読み;国産異世界ファンタジー最高峰『十二国記』最新刊ついに登場;“SF冬の時代”の新星、森岡浩之の宇宙SF三部作;新鋭バーンズの少女マンガ系宇宙学園SF『軌道通信』 ほか);第2部 「新刊めったくたガイド」SF時評1998〜2005(今年度日本SFベストワン確定?瀬名秀明の本格SF巨編;戦後ニッポンをまるごと総括する矢作俊彦、怒涛の二千枚!;世界幻想文学大賞に輝く超ユニークな時間SF『グリンプス』;茫然自失。「リング」三部作はいかに完結したか?;奥泉光『グランド・ミステリー』は時間SFの大傑作である ほか)
大森望:1961年、高知県高知市生まれ。本名・英保未来。京都大学文学部アメリカ文学科卒。SF翻訳家、評論家