『金春屋ゴメス』

zabon2005-11-29

西條奈加著 新潮社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103003111/zabon-22/
300倍の難関を潜り抜け、日本から江戸国へ入国を果たした大学生の辰次郎。連れは、元外資系金融勤務の時代劇オタク松吉(NY出身・24歳)&28ケ国を渡り歩いた海外旅行マニアの奈美(25歳)。身請け先は、容貌魁偉、冷酷無比、極悪非道、厚顔無恥、大盗賊も思わずびびる「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった!ゴメスは、辰次郎に致死率100%の疫病「鬼赤痢」の謎を追えと命じる―。第17回日本ファンタジーノベル大賞・大賞受賞作。

ということで、今年の大賞作が出版されました(^▽^)。優秀賞受賞作は読めないのかなあ……。

『アジ玉。』

黒川あづさ【著】中央公論新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120036847/zabon-22/
ごくフツーのおトボケ在日外国人のハズだった夫、初の外国(バングラデシュ)里帰りで発覚したカレの正体は、セ、セレブな…!?国際結婚のホ・ン・トを描くコミックエッセイ。
1 巡り逢い、ニッポン 日本篇(なぜ、あづは外国人と結婚したの?;愛情表現&愛情確認表現行動は?;なれそめ?;そして恋愛感情はあったのか?;母の反応 ほか);2 クリリンとあづ、故郷へ帰る バングラデシュ篇(感動の里帰り;ファンタジックワールド;クリリンの実家1―その真実;クリリンの実家2―その言いぶん;クリリンの栄光 ほか);3 あづと

『廃墟憂愁―メランコリックな永遠。』

トーキングヘッズ叢書 アトリエサード;書苑新社〔発売〕
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883750736/zabon-22/
反転逆流の場としての“廃墟”―劇団第七病棟・石橋蓮司に聞く;子供のころの街の記憶と“ガラージュ”―作場知生インタビュー;自然とテクノロジーの融合、それが廃墟の醍醐味である―映画作家・中嶋莞爾インタビュー;EXTREME DIVINE;殺伐とした大地に奔放な少女―上田風子展;ベクシンスキー×野波浩―写真と絵画の狭間の廃墟嗜好;神出鬼没!妖しく滑稽な妖怪たち!!―ダイトウノウケン写真展「春骨Blood & Bone」;約束の薔薇園;妄想使い・めろん子ちゃん―SF映画にみる廃墟篇;廃墟のスケール感―永遠への出発点 ピラネージ・廃墟画から中嶋莞爾・堀江ケニーまで〔ほか〕