『45歳、もう生んでもいいかしら?―わがままノロマ マル高オロオロ出産記』

zabon2005-06-06

久美沙織【著】メディアファクトリー
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「牡牛座でのろまで頑固者、年齢に自覚というか実感がなく、ワガママで仕事に夢中」な作家・久美沙織が「コドモ、欲しいのに、おかしいな」とようやく気づいたのはなんと40台目前。ウツになったりお守りを買ったり…挫折だらけの不妊時代から奇跡の妊娠、45歳の母になるまでを「大人の本音」で綴った、生みたい人も生まない理由を見つけた人も、みんなが共感できる爆笑出産記。
七月二十日(六週) 妊娠発覚!―プロローグ、あるいはクミサオリなにゆえ「愛と喝采のマルコー日記」を書かんとせしかの記;ママ二十代 マルコーまでの長い道―二十四歳のときはあった。たしかにあった。なのにナゼ?いまならわかる驚愕の理由;ママ三十代 マルコーまでの長い長い道―最愛のひとと結婚、長々と目をそむけてきたわたしに「時間」がゆっくりと迫ってきた;ママ四十代 山場―仕事も身体も不調、「どうせあたしウマズメだし」…意外すぎた転機のきっかけは!?;ベビー七週 妊婦ライフ―ホント?ホント!母子手帳は?どこで産む?一生一度の「妊娠生活」の始まりだ!;ベビー十七週 初期のとまどい―憧れのプレママ雑誌に憤りつつ呆れつつ、それでも気になる「で、わたしは大丈夫?」;ベビー二十週 鍛錬―通常の八割の仕事を八割の速度で、と指導され戸惑うヒロイン。だってそんなの未経験!;ベビー三十週 体型膨張―妊婦というふつうじゃない状態の時にだけ必要になるモノについて真面目に書き残した;ベビー三十二週 臨月はつらいよ―限界まで大きくなった腹。動くのも寝るのもタイヘンだから妊婦は産むんだねえ。;ベビー三十五週 親の自覚―うにょうにょと動く胎児に「意識」を感じ、親として教えるべきことの多さに愕然の巻;ベビー三十七週 陣痛を待ちながら―予定日まで十日あまり。すぐ生まれそうな日々は、何をやっても落ち着かなーい!;その日 ドキュメント「出産」―星がみえますいてててていててててて、イキミノガシが天才的に上手いと言われても!;生後五日 退院まで―まれに見る安産しかしトンデモナイとこに傷、そんなできたてママに課題が山積;生後一ヵ月 新たなる旅立ち(なんちて)―三人家族が始まった。「咲耶のいる生活」に思いをはせ、受けてきた愛情を知る(なんちて)
久美沙織:1959年岩手県生まれ。転校の多い少女時代を送り、上智大学哲学科在学中に作家デビュー。現在、作家で鷹匠の夫・波多野鷹氏と愛娘・咲耶と軽井沢に在住

『冲方式ストーリー創作塾』

宝島社 冲方丁【著】
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キミにも『マルドゥック・スクランブル』が書ける!ライトノベルからゲームシナリオまで創作手法のすべてを包み隠さず徹底伝授。
ホームルーム 本書について;1時間目 マルドゥック・スクランブルの書き方;2時間目 カオスレギオンの書き方;3時間目 蒼穹のファフナーの書き方;4時間目 とりあえず書いてみましょう;5時間目 こんな風に言われたんですが
冲方丁:1977年2月14日生まれ。岐阜県出身。96年、『黒い季節』で第1回スニーカー大賞・金賞を受賞し、デビュー。『マルドゥック・スクランブル』(ハヤカワ文庫JA)で第24回日本SF大賞を受賞。小説執筆のほか、アニメ、ゲームのシナリオ企画、漫画原作などの分野でも活動中

『少女まんがの系譜』

ぺんぎん書房 二上洋一【著】
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長年、担当編集者として現場に立ちあってきた著者による、書き下ろしまんが史・まんが論。「少女まんが作品年表」を同時収録。
序章 少女まんが前史;第1章 少女まんが始動す!!;第2章 中村書店と赤本と少女雑誌の盛衰;第3章 手塚治虫と男性の描く少女まんが;第4章 物語の復権;第5章 王道を奔る二人;第6章 少女まんがの黄金期;第7章 路線を見きわめよ!!;第8章 感性の結晶;第9章 少女まんがの可能性
二上洋一:昭和12年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部国文科卒業後、昭和37年集英社に入社。主に少女まんが誌の編集に携わる。昭和53年「少年小説の系譜」で第二回日本児童文学学会奨励賞を受賞。東京学芸大学非常勤講師を兼任。その後、創美社常務取締役、同社顧問を歴任し平成15年退任