『The Twelve Forces―海と大地をてなずけた偉大なる俺たちの優雅な暮らしぶりに嫉妬しろ!』

(文芸シリーズ) 戸梶圭太角川書店 2000.12.5 428p 19cm(B6) \1,600(税別)
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温暖化が進む地球は切実な危機を迎えた。地球上の二酸化炭素の量を減らすためには、ある古文書に記されたオルキーディアという物質が鍵を握ると知った大富豪・ランドルフは、あらゆるジャンルのスペシャリストを集め、調査を開始する―。スリルあり、感動あり、笑いあり、何でもあり。圧倒的パワーの超弩級エンタテイメント小説、ここに登場。
 『文学賞メッタ斬り!トークショウでお勧めされていた本。池上永一は今戸梶圭太にはまっているんだって。
 でも、池上永一では『レキオス』より断然『風車祭』すすめて欲しいよ〜。文庫化しているんだし、暴走していながら、なおかつ完成度も高い。

『カフカの書き方』

池内紀【著】新潮社1,600
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手紙や草稿、日記などをもとに、執筆の過程をたどり、新しい発見に満ちたカフカの姿を鮮やかに描き出す。
「変身」の誕生;「失踪者」の行方;「審判」の構造;短篇集のできるまで;「城」のありか;二人の「断食芸人」

『ヴィラデストの厨房から』

玉村豊男【著】世界文化社
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玉村豊男料理研究家デビュー!「家庭画報」の人気連載に加筆した初の完全レシピ集。
1 ヴィラデストの農園から(前菜サラダはお洒落に;野菜をメインディッシュにする;豆をもっとおいしく;穀物を多彩にヘルシーに;ヴィラデストの秋はきのこから);2 ヴィラデストのスペシャリティ(お刺し身自由自在;エキゾチックなスパイス料理;ソースで仕上げるメイン料理;山の冬は湯気もご馳走、鍋三昧);3 玉村さんの腕のみせどころ(油の力を見直す揚げもの料理;ポトフーから広がる煮込み料理;自慢できるロースト&グリル;炒めものをもっとおいしく!;香味野菜で風味豊かな蒸し料理)
玉村豊男:エッセイスト、画家、ワイナリーオーナー。1945年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。’68年よりパリ大学言語学研究所に留学。帰国後、執筆活動に入る。東京から軽井沢に移住後、’91年長野県東部町(現・東御市)でヴィラデストと名付けた農園での生活をスタート、2004年4月ワイナリーオープン

布ナプキン

 bluebellの発売、すっかり忘れていたことに、今日になって気がついた……orz。その頃私は『十兵衛ちゃん』に夢中だったのですよ。まあいいか、数的には足りているんだし。
 今度は紫玉ねぎで染色をしたのだが、すごい色になってむちゃくちゃびっくり。なぜかきれいな濃い抹茶色。布としては美しいけど、生理用品としては正直どうか。本当にど抹茶……。皮3玉分なのに、無茶苦茶濃い。うーん、知っていれば、もうちょっと薄めて漬けたのに。淡いグリーンだと可愛いんだけどなあ。

『憑かれた旅人』

新潮社 バリー・ユアグロー【著】;柴田元幸【訳】
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あなたの夢にも、人生にもそっくり!一人のあなたに似た?ぱっとしない?男が異国を旅する。『一人の男が飛行機から飛び降りる』の著者による空想旅行小説の大傑作。
 amazonに、著者と訳者のメールが公開されている。

『絶品・土鍋ごはんの炊き方―野崎洋光さんがプロの技を指南』

小西雅子【著】生活情報センター
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第1章 「分とく山」野崎洋光さんが指南 土鍋で炊こう味わいごはん;第2章 百花繚乱 土鍋腕比べ;第3章 土鍋ごはんの本領発揮 旨さの秘訣は“米”にもあり;第4章 ごはんがますますおいしくなる 絶品!ごはんの友;第5章 直火で炊くからおいしい! 東西ごはん自慢の店;第6章 今晩はこれで決まり! 土鍋炊き込みごはん10選
 近所で、2合用の炊飯用土鍋が安く(1700円)で売られていて、数ヶ月前から逡巡中……。3合だと980円なんだけど、そんなにでかいのはいらないしなー。今ふたがある鍋皆無だからなあ。